ジョンソン・エンド・ジョンソン様「読むだけで募金」
ジョンソン・エンド・ジョンソン様「読むだけで募金」
「バンドエイド」、使い捨てコンタクトレンズ「アキュビュー」などで身近な存在でもある医療品総合メーカージョンソン・エンド・ジョンソン様から一通のお便りをいただいたのは2020年も終わろうとしていた時期のことでした。
そこには、コロナや自殺対策の活動をしている団体に寄付をしたいので、詳しい話を聞かせてもらいたいという内容が記されていました。
ホームページを調べてみると、同社はCSR活動(企業の社会的責任)にとても力を入れている企業で、世界中の10億人の方に医療品を提供する同社は社会貢献を通じて地域社会に対する責任を果たすという強い信念をお持ちのようでした。
そのような企業に私たちの活動を見つけていただきお声がけしていただけたことを、とても嬉しく思い、すぐにお話をさせていただきたいとの回答をさせていただきました。
その後、Zoomでの複数回のインタビュー、私たちの活動や管理体制についての調査をしていただき、2021年の9月に「読むだけで募金ができる【J&Jクリック募金第2弾】」として発表していただきました。
このプログラムはジョンソン・エンド・ジョンソン様がまとめてくださった「東京メンタルヘルス・スクエアの無料電話・SNS相談に関する想い」をまとめたブログをお一人が読んでくださる度に20円をプールし、私たちに寄付してくださるというものです。
ジョンソン・エンド・ジョンソン様のお気持ちに深く感謝し、この尊いお金を「話をちゃんと聞いてくれる人が傍にいる社会」を作るために大切に使わせていただきます。
私たちの活動と思いをジョンソン・エンド・ジョンソン様がまとめてくださっています。
みなさまが読んでくださることで、寂しい気持ちを抱える人の居場所作りを一歩前進させることができます。
ぜひお読みください。
2022年1月3日 事務局 温間
50分間の無料チャット悩み相談。相談は1日1回まで。QRコードはこちら
https://www.npo-tms.or.jp/service/sns.html
Twitter:https://twitter.com/kokorohotchat
LINE:https://line.me/R/ti/p/%40tch1397q
Facebook:https://www.facebook.com/kokorohotchat
第1部 12:00~16:00(受付は~15:00)/第2部 17:00~21:00(受付は~20:00)
※毎日実施。毎月最終土曜日は、12:00 ~ 翌21:00まで深夜早朝も受け付けています。
■お話しパートナー(50分3,000円の傾聴カウンセリング)
https://www.npo-tms.or.jp/service/ohanashi.html
■こころのほっとライン(20分間の無料電話相談。実施日時は下記URLに記載)
https://www.npo-tms.or.jp/service/hotline.html
■吃音ほっとライン(吃音専用、20分間の無料電話相談。実施日時は下記URLに記載)
https://www.npo-tms.or.jp/service/kitsuon.html
東京メンタルヘルス・スクエア公式Facebook https://www.facebook.com/NPO.TokyoMentalHealth/
東京メンタルヘルス・スクエア公式Twitter https://twitter.com/npotms
★私たちの活動をご寄付でご支援いただける方を募集しています★
在日スイス商工会議所様で講演させていただきました
在日スイス商工会議所様で講演させていただきました
2021年11月15日(月)にNPO法人東京メンタルヘルス・スクエアのSV・育成顧問である玉井仁が、在日スイス商工会議所様で “Free from Impressions & Persistent Emotions: An Encounter with Yourself” というテーマで講演させていただきました。
在日スイス商工会議所様とお付き合いさせていただくようになったのは2021年4月にいただいた一通のメールでした。
そこには、在日スイス商工会議所様の運営資金のうち新型コロナウィルスによる活動自粛の為に未使用になった分を、コロナ過で苦しむ方達をメンタルヘルスの側面で支援する団体に寄付したいといので詳しい話を聞きたいと記されていました。
その後何度か話合いをさせていただき、私たちの「悩みを持つ方たちのための安全な居場所作り/無料電話相談、無料SNS相談」にご寄付いただくことになりました。
そして私たちからは、新たに英語でのカウンセリングの仕組みを構築することと、心理に関する講演会を提供させていただくことをお約束し、緊急事態宣言が明けた11月にようやく講演を実現することができました。
当日の参加者は約35名。新型コロナウィルス感染症対策の為に、ワクチン接種証明の提示、マスク着用などの対策を徹底しての開催です。
今回の講演では、『人生において、人は多くのことに遭遇する。自分自身で変えることができるものもあれば、変えることは自分の力を超えているので受け入れなければならないものもある。誰もが自分の考え方や信念を持っており、自分の心や態度から自分を解放することができないことがある。自分を知り、ケアすることは、自己受容に向けた重要なステップであり、自分の考え方や気持ちをどのように認識できるか、そして人生に有意義な変化をもたらすための手がかりとは何であるか』についてお話しさせていただきました。
講師の玉井はロンドン大学ユニバーシティカレッジで心理学を専攻。若き日に英語漬けの生活をしていたものの、近年は会話する機会がない中での久しぶりの英語でのスピーチ。
直前まで緊張した表情が崩れませんでしたが、話し始めたらペースをつかんだ様子で、多くの質問もいただき、良い講演になったのではないかと思います。
このような機会を提供してくださった在日スイス商工会議所様に深く感謝いたします。
在日スイス商工会議所様のブログもご覧ください。
事務局 温間
50分間の無料チャット悩み相談。相談は1日1回まで。QRコードはこちら
https://www.npo-tms.or.jp/service/sns.html
Twitter:https://twitter.com/kokorohotchat
LINE:https://line.me/R/ti/p/%40tch1397q
Facebook:https://www.facebook.com/kokorohotchat
第1部 12:00~16:00(受付は~15:00)/第2部 17:00~21:00(受付は~20:00)
※毎日実施。毎月最終土曜日は、12:00 ~ 翌21:00まで深夜早朝も受け付けています。
■お話しパートナー(50分3,000円の傾聴カウンセリング)
https://www.npo-tms.or.jp/service/ohanashi.html
■こころのほっとライン(20分間の無料電話相談。実施日時は下記URLに記載)
https://www.npo-tms.or.jp/service/hotline.html
■吃音ほっとライン(吃音専用、20分間の無料電話相談。実施日時は下記URLに記載)
https://www.npo-tms.or.jp/service/kitsuon.html
東京メンタルヘルス・スクエア公式Facebook https://www.facebook.com/NPO.TokyoMentalHealth/
東京メンタルヘルス・スクエア公式Twitter https://twitter.com/npotms
★私たちの活動をご寄付でご支援いただける方を募集しています★
朝のウォーキングがメンタルにもいい理由
日経新聞に新社会人応援講座というコーナーがあり、2021年2月24日朝刊15面にに「新生活 心身の健康守ろう」という記事(新社会人応援講座)がありました。その中で、メンタル面の健康管理についてコメントさせていただきました。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGH16DLL0W1A210C2000000/
そして、その記事について質問をいただきましたので、さらにここで説明を加えさせていただきます。なお、同記事では栄養管理面については管理栄養士の浅野まみこさんがコメントされています。
記事では、「心身を健康に保つ6か条」としてまとめられています。
【心身を健康に保つ6か条】
1.とにかく体を動かす
2.日光を浴びて生活のリズムを整える
3.寝る前1-2時間はスマホを見ない。手の届く場所にスマホを置かない
4.1人で悩みを抱え込まない
5.コンビニ食でもタンパク質をプラスする
6.キノコや魚類(ビタミンD)を積極的にとる
質問があったのは、1のとにかく体を動かす、についてです。どうして体を動かすことがメンタル面にいいのか? といった質問です。
体を動かすことがメンタル面にもいいことを実感されている方は多いと思いますが、ここではその根拠などを少しあげます。
(最初にお伝えしておきますが、過ぎたるはなお及ばざるがごとし、と言いますが、良いことであってもやりすぎるのはよくありません。なにごとにも適度な量があります。そしてその適量は個々人によって違ってきます。体を動かすことについても、個人の現在のコンディションや運動能力に応じて行うことが最も大事なところです。)
メンタル面にも好影響を与える「体を動かす」ことというのはどんなものかというと、何分やっても汗はほとんどかかず、息も上がらないレベルの「軽い運動」です。
運動中に会話ができる程度のものです。例えば、ウォーキング・体操・ストレッチなどです。
例えば、朝のウォーキングがどうしてメンタルにもいいかというと、
【朝のウォーキングがメンタルにもいい理由】
1.特に天気のよい朝などは、歩いていて「気持ちがいい」
2.「朝陽」を浴びると、セロトニンが活性化
3.歩くときは目をあちこちに動かしますが、目が動くことによって「脳が自然とほぐれる」
4.ウォーキングが「リズム運動」になり、セロトニンが活性化
5.体を動かし血流が促進されあたたまると、「体の緊張がほぐれ」て心も楽になる
何か物事に行き詰った時に散歩して、気分転換をしたり、さらにアイデアがひらめくなどということもあります。それは、3にあげましたが目が動くことで「脳がほぐれる」といった面もあるでしょう。
研究では、1週間のうちで軽い運動を計1時間するだけで、メンタル悪化のリスクが12%下がったというものもあります。
その研究では、「もっとも大事なのは、シンプルに毎日の活動量を少しだけ増やすこと」と言っています。
なお、さらにという場合、おすすめであるのは「グリーンエクササイズ」です。同じ軽い運動でも自然の中で行うことで効果が倍増します(森林セラピー等)。
例えば、森の中でのウォーキングです。
都市部に住む方は気軽に森とまではいかないでしょうが、それでも公園であったり、街路樹やあちこちの軒先にあったりする草花を眺めたりしつつのウォーキングならできるのではないでしょうか。
ちなみに、1であげた「気持ちいい」ということが大事なキーワードですので、天気が悪くて気分が乗らないというときなどには無理強いしないでくださいね。
(なお、私は割りとおおちゃく者なのですが、「ながら運動」をしています。行き帰りの通勤時に軽い運動もしてしまう、といったものです。
いつも重いカバンを持っていますが、それをダンベルのようにして両腕を鍛えたり、また、池袋駅で降りればいいところを一駅前の目白駅で降りています。わずか10分程度ですが気分転換にルートもあちこちに変えつつ散歩をするなどしながら通勤しています。このため、特にウォーキングの時間はとっていません。ここ5年位、習慣としていますが、平均歩数はだいたい8,000歩以上です。)
2021年3月8日
カウンセリングセンター 新行内
■ブログへのご意見、ご感想を教えてください
50分間の無料チャット悩み相談。相談は1日1回まで。QRコードはこちら
https://www.npo-tms.or.jp/service/sns.html
Twitter:https://twitter.com/kokorohotchat
LINE:https://line.me/R/ti/p/%40tch1397q
Facebook:https://www.facebook.com/kokorohotchat
第1部 12:00~16:00(受付は~15:00)/第2部 17:00~21:00(受付は~20:00)
※毎日実施。毎月最終土曜日は、12:00 ~ 翌21:00まで深夜早朝も受け付けています。
■お話しパートナー(50分3,000円の傾聴カウンセリング)
https://www.npo-tms.or.jp/service/ohanashi.html
■こころのほっとライン(20分間の無料電話相談。実施日時は下記URLに記載)
https://www.npo-tms.or.jp/service/hotline.html
■吃音ほっとライン(吃音専用、20分間の無料電話相談。実施日時は下記URLに記載)
https://www.npo-tms.or.jp/service/kitsuon.html
東京メンタルヘルス・スクエア公式Facebook https://www.facebook.com/NPO.TokyoMentalHealth/
東京メンタルヘルス・スクエア公式Twitter https://twitter.com/npotms
★私たちの活動をご寄付でご支援いただける方を募集しています★
マインドフルネスをみなさまにお届けしたい
1月上旬、マインドフルネスサロンを運営する株式会社Melon代表の橋本さんから一通のメールが届きました。
その中にしたためられていたのは「様々な生きづらさを抱えている中で、新型コロナによる失業やストレスで追い討ちをかけられて苦しまれている方に、マインドフルネスを実践して頂き少しでも楽になって貰いたい。マインドフルネスサロンを一定期間無料開放するので、悩みを抱える方に紹介してもらいたい」というご提案。
この素敵な提案をお話しするために、さっそく橋本さんとZoomで面談。
想像通り笑顔が優しい素敵な男性でした。
約1時間双方の団体の描く方向性と活動、この協業で何を生み出したいのか。。。
じっくりとお話をする中で感じた、「マインドフルネスの力を多くの方にお伝えして、安らぎを取り戻してもらいたい」という、優しく・熱いお気持ち。ぜひ一緒に活動させていただきたいと思いました。
この素敵なご提案を進めるには、まず自分たちが深く理解するところから。
数日後に開催したマインドフルネス勉強会は、あっという間に50人ものカウンセラーが集まりました。(Zoom経由なので三密対策は万全です。。)
最初は橋本さんのマインドフルネスのレクチャー。
科学的な実証データを駆使したご説明で、初めて聞くカウンセラーも理解を深められた様子でした。
そしてそのあとはいよいよマインドフルネス体験。
「えみ先生」の穏やかなトーンの落ち着く声で誘導してもららい、マインドフルネスの体験を進めていきます。「頭蓋骨をいとおしく感じましょう」「呼吸に意識を向けて。。。。吸う時には鼻腔を少し冷たい空気が通り抜けて、、、、そして、吐く時は暖かい空気が身体の外へと送り出されて行きます。。。。」「上げた手をおろした時に、血液が末端まで広がり、温かさが伝わっていくこと感じましょう。。」
「えみ先生」の心地よい声を聴きながら普段することのない「身体との対話」を重ねて行きました。
約30分の体験が終わった時、Zoomの中では、誰一人声をあげることができませんでした。
こころの中で波打っていた物がすべておさまり、澄み切った泉のような静寂さ。
しんとした森の中にたたずんでいるかのような感覚。
穏やかな陽だまりに抱きかかえられているような暖かさ。
カウンセラーの中にはマインドフルネの経験者もいて、普段から瞑想する時間をとったりしていたのですが、それでもなお隠すことができない驚き。
「適切に誘導してもらうと、こんなにも心は穏やかになるんだ。」
「この素敵な体験を、不安で押しつぶされそうな思いをしている皆さんにお届けしたい」
そういう想いで終了した勉強会でした。
MELONさんはクラウドファンディングでいただいたご支援から、2月末までの無料開放を決めています。(詳しくはこちらをご参照ください)そして可能な限り延長も検討していくそうです。
私たち東京メンタルヘルス・スクエアのカウンセラーは、「悩みを一人で抱えて苦しい思いをしている方」に「カウンセリング」、「傾聴」を通して穏やかな気持ちを取り戻していただきたい。そういう想いで、私たちは日々みなさまからのご相談に対応させていただいています。
そして今回、MELONさんの協力をいただき、みなさまに日常的にこころの穏やかさを手に入れていただくために、無料でマインドフルネス体験をご紹介させていただける機会を提供してもらいました。
改めてマインドフルネス持つ「ちから」を実感しました。悩みや不安で苦しい日々を送っているみなさまに、マインドフルネスの素晴らしい力をお届けしたいと心から願っています。
マインドフルネスにご興味を持たれた方はぜひMELONさんの無料開放のページをご覧ください。
2021年1月27日
事務局 みずぬま
■ブログへのご意見、ご感想を教えてください
50分間の無料チャット悩み相談。相談は1日1回まで。QRコードはこちら
https://www.npo-tms.or.jp/service/sns.html
Twitter:https://twitter.com/kokorohotchat
LINE:https://line.me/R/ti/p/%40tch1397q
Facebook:https://www.facebook.com/kokorohotchat
第1部 12:00~16:00(受付は~15:00)/第2部 17:00~21:00(受付は~20:00)
※毎日実施。毎月最終土曜日は、12:00 ~ 翌21:00まで深夜早朝も受け付けています。
■お話しパートナー(50分3,000円の傾聴カウンセリング)
https://www.npo-tms.or.jp/service/ohanashi.html
■こころのほっとライン(20分間の無料電話相談。実施日時は下記URLに記載)
https://www.npo-tms.or.jp/service/hotline.html
■吃音ほっとライン(吃音専用、20分間の無料電話相談。実施日時は下記URLに記載)
https://www.npo-tms.or.jp/service/kitsuon.html
東京メンタルヘルス・スクエア公式Facebook https://www.facebook.com/NPO.TokyoMentalHealth/
東京メンタルヘルス・スクエア公式Twitter https://twitter.com/npotms
★私たちの活動をご寄付でご支援いただける方を募集しています★
IGNITE YOGA STUDIOさんから寄付をいただきました
IGNITE YOGA STUDIOさんから寄付をいただきました
IGNITE YOGA STUDIOさんから「IGNITE YOUR DAY CHALLENGE」の最終日の「チャリティヨガレッスン」の募金の全額を寄付していただきました。
「IGNITE YOUR DAY CHALLENGE」とはIGNITE YOGA STUDIOさんが主催した30日の間、毎日自分で決めた距離を走り続けるイベント。
自分で設定したランニングの目標を毎日続けることで、自分との約束を果たすチャレンジ。
毎日ランニングを頑張ることで、よりいい状態の自分になれる小さなtransformation (進化)を体感し、日々の生活に火を灯そうというものです。
私たちがIGNITE YOGA STUDIOさんと出会ったのは、猛暑が続く8月のこと。
IGNITE YOGA STUDIO主宰者のエドワーズ壽里さんから一通のメールをいただきました。
ご自身の活動、このチャレンジへの想い、寄付先としてメンタルヘルス・自殺予防に取組んでいる団体を探してきたこと。そして東京メンタルヘルス・スクエアのホームページを見つけて、このメールを送ってくださったことがそこには記されていました。
書かれていた内容に私も興味を持ち、何度かメールでやり取りをしたのちにZoomでお会いすることにしました。
初めてお会いした壽里さん。
Zoomの画面からも伝わる「生きる力」と、こぼれるような笑顔を受けながら、壽里さんのYOGAとメンタルヘルスへの思いを聞かせていただきました。
ヨガを通じてメンタルもライフスタイルもポジティブに変わっていく方たちを目の当たりにしてきたという壽里さん。
「ヨガを極めるためのヨガをするだけでではなく、ヨガを通して体と心の健康にアプローチしていきたい」「ヨガを通して人の役に立つ活動をしていきたい」と考えていること。その活動の一つとして、メンタルヘルスをサポートする団体とのコラボレーションを考えているとの気持ちを話していただきました。私たちも、メンタルヘルスや自殺対策への想い、毎日のメンバーの活動状況を伝え、短いけれど濃密な時間の中でお互いの理解を進めることができたように感じました。
どんな話をしているときでも笑顔を絶やすことのない壽里さん。お話の中から溢れてくるヨガとメンタルヘルスへの深い思いに触れ、いつしかIGNITE YOGA STUDIOさんと一緒に活動をさせていただきたいという気持ちが私の中で膨らんでいき、壽里さんも私たちのことを理解していただけたようで、チャリティヨガの寄付先に選んでいただきました。
そして迎えた8月30日の夜、「IGNITE YOUR DAY CHALLNEG」の集大成のチャリティーヨガクラスとトークライブがインスタライブで配信。ヨガレッスンの後で開催されたトークライブでは、4週間にわたったランニングチャレンジの成果がたくさん語られていました。
「このイベントに参加したおかげでコロナ禍生活の息苦しさが緩和された」
「自分との約束を果たし続ける中で、人生観まで変わった気がする」
こうしたランニングチャレンジの感想に加えて、「運動をすることにより心が落ち着くことを実感」「ヨガやランニングをした後に感じる爽快感による心の安定」など、運動とメンタルヘルスに関する意見や感想も数多く語られました。
この素晴らしい活動の対象としていただいたことに心から感謝しています。
ご寄付いただいたお金は、私たちの理念である「話をちゃんと聴いてくれる人が傍にいる社会をつくる」ための活動に大切に使わせていただきます。
このIGNITE YOGA STUDIOさんとの出会いを大切にし、ヨガとメンタルヘルス、二つの特性を活かすことで素敵なイベントを企画していきたいと思っています。
2020年9月20日
事務局 みずぬま
IGNITE YOGA STUDIO
エドワーズ壽里主宰。
ヨガをより効率よく現代的にしながら、ヨガだからこそ得ることができる心と体への効果や、マインドフルで充実したライフスタイルを重視。
1時間で効率よく動いて、ストレスやネガティブなエネルギーから解放され、もう一度自分の本質と繋がることができる。
一生懸命「今」を生きる皆様が、自分らしさを取り戻すことができる時間を提供している。
エドワーズ壽里
IGNITE YOGA主宰。様々な分野でマルチに活躍する。カリフォルニアやハワイで得た世界観を生かし、クリエイティブにイベントやプログラムをプロデュースしながら、ヨガやマインドフルネスの新しい形を次々と提案し続けている。2015年からlululemon Japanローンチに携わり、イベント戦略に従事。現在は、様々なイベントにも出演し、アスリートのマインドフルネスコーチとしての活動の場を広げながら、原宿にオープンした自身のスタジオIGNITE YOGA STUDIO (igniteyoga.jp) を手がける。(IG: @jurikooo)
50分間の無料チャット悩み相談。相談は1日1回まで。QRコードはこちら
https://www.npo-tms.or.jp/service/sns.html
Twitter:https://twitter.com/kokorohotchat
LINE:https://line.me/R/ti/p/%40tch1397q
Facebook:https://www.facebook.com/kokorohotchat
第1部 12:00~16:00(受付は~15:00)/第2部 17:00~21:00(受付は~20:00)
※毎日実施。毎月最終土曜日は、12:00 ~ 翌21:00まで深夜早朝も受け付けています。
■お話しパートナー(50分3,000円の傾聴カウンセリング)
https://www.npo-tms.or.jp/service/ohanashi.html
■こころのほっとライン(20分間の無料電話相談。実施日時は下記URLに記載)
https://www.npo-tms.or.jp/service/hotline.html
■吃音ほっとライン(吃音専用、20分間の無料電話相談。実施日時は下記URLに記載)
https://www.npo-tms.or.jp/service/kitsuon.html
東京メンタルヘルス・スクエア公式Facebook https://www.facebook.com/NPO.TokyoMentalHealth/
東京メンタルヘルス・スクエア公式Twitter https://twitter.com/npotms
★私たちの活動をご寄付でご支援いただける方を募集しています★
Zoomお話パートナー(オンラインカウンセリング)をはじめました
Zoomお話パートナー(オンラインカウンセリング)をはじめました
2020年4月8日、それまで試験的にしか実施していなかったZoomを利用したお話パートナーの開始に踏み切ることを決めました。
新型コロナウィルス感染症への対策として緊急事態宣言が発令され、その日までなんとか継続してきたオフィスでの対面カウンセリングの継続をこの日に断念。
代替策としてZoomお話しパートナー(オンラインカウンセリング)の開始に踏み切りました。。
新型コロナウィルス感染症の広がりとともに検討を開始したZoomお話パートナー。
これまでの間で最重要課題だったセキュリティの確保は目処が立ち、あと残った課題は安定したネットワーク環境の確保とカウンセラーの機器操作の熟練。
この点にはやや不安が残っていたものの、カウンセラーとご利用者様の安全を最優先し、それでもどうにかしてカウンセリングを受けたい方に提供を継続したい。
その想いは皆共通で、何度も話し合って決めた結論が、セキュリティを確保できるのであれば、Zoomお話パートナーの開始に踏み出すことでした。
件数を抑えながらスタートしたZoomお話パートナー。
ミスを起こさないよう、ご利用者様に不安な気持ちを与えないよう、慎重に一つひとつ進めていきました。
しかし日本全体でネット回線利用量が急増したためか、普段より不安定になっている通信回線。まだまだ不慣れなカウンセラーや運営側の機器操作のミスでご迷惑をおかけしたことが何度かありました。
大切なカウンセリングが途中で中断し、カウンセラーも運用メンバーも顔面蒼白で継続のために走り回りました。
数分で復旧はしたものの、カウンセリングは流れがとても大切、途中で中断してしまったご利用者様には本当に申し訳ないことをいたしました。
そして今は6月下旬、新型コロナウィルスの新規感染者数は減少しつつあります。
県をまたぐ移動も緩和され、レジャー施設も再開され始めました。
私達のお話パートナーも、消毒と換気を徹底、クライアントとの間にアクリル板を設置し、双方マスク着用をすることで、対面カウンセリングを再開しました。
まだまだ不安が残る中でも、久しぶりにお会いした時に見せていただく御利用者様のホッとしたような笑顔。対面カウンセリングもやはり大切だなって思う瞬間です。
しかし、新型コロナウィルスがなくなったのではなく、特効薬もワクチンも開発途上。
まだ数ヶ月、場合によって数年間はこの新様式の生活を継続しなくてはいけないことでしょう。
そんな環境の中、無料の悩み相談、低価格のカウンセリングを継続していくことが私達に求められ、そして私達ができる大切な活動だと思っています。
Zoomでのカウンセリングでは、機器のトラブルが起きたり、対面における同じ空間だからこそ共有できる共存感を失ってしまったりなど、対面ではないデメリットもあります。
でも、クライアントがカウンセリングの途中で、趣味の作品をそっと見せてくださるなど、在宅だからこその発見もあり、オンラインカウンセリングの素晴らしさも日々感じています。
何より、これまでは池袋に来ていただける方だけにしかご利用いただけなかったお話パートナーが、今では北海道から九州まで広い地域からお問い合わせを頂けるようになったこと、そして対面と殆ど変わらないカウンセリングをしながらも感染リスクを最小限に抑えられることが、とても大切な宝物だと思っています。
1日も早くコロナウィルスがない生活に戻りたいと切に願っています。
でも、この機会に開始したオンラインカウンセリングの「Zoomお話パートナー」、感染リスクを下げながら日本中の皆さんとお会いするための方法として、これからも大切に成長させていきたいと思っています。
事務局 みずぬま
私たちの活動にご賛同いただけたら「いいね」ボタンを押してもらえると嬉しいです。
TENOHASI様をとおして路上生活者支援を行いました

TENOHASIさんは『すべての人に居場所を』という想いの元、池袋を拠点に、孤立してホームレス状態にある人々がつながりを取り戻し、安心して生きていけるようにサポートすることを使命とし、活動されているNPO法人です。
炊き出し、衣類配布などはもとより、路上を脱したい方の相談に乗り、生活保護申請や入院・施設入所のサポート等を実施されています。
SNSカウンセリングのご利用者様の支援をしていただいた時に、何か協力できることはないか?とお聞きしたところ、事務局長の清野さんから「物資の支援をしてもらえないか」というお申し入れを頂きました。
東京メンタルヘルス・スクエアのメンバーにその旨を伝えたところ、あっという間に、段ボール4箱分の冬服、シューズ、タオル、リネングッズが集まり、早速送付。
TENOHASIさんから添付ハガキのお礼状をいただきました。
私たち東京メンタルヘルス・スクエアの理念は「話をちゃんと聞いてくれる人が傍にいる社会を作る。」です。
『すべての人に居場所を』という想いで活動されているTENOHASIさんとは活動自体は違うけれど、根っこの想いは同じなんじゃないかと思っています。
同じ池袋を本拠地としているNPO同士。これからも協力し合っていければと願っています。
2020年1月30日
特定非営利活動法人 東京メンタルヘルス・スクエア
広報担当
本ブログに共感していただけたら以下の「いいね」をクリックしてもらえると嬉しいです。
Facebookから私たちの最新の活動をご案内します。
『KIZU -傷-』 ~Sharp objects~
『KIZU -傷-』
スターチャンネルにて10/15(⽉)より毎週⽉曜よる11:00他、独占日本初放送スタート
©2018 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc.
この7月にアメリカHBOで放送が始まったドラマ、Sharp objects。
南部特有の閉鎖的な文化と過干渉の母親の元で育った影響で幼少期から心に深い傷を負い、アルコールに救いを求め世間から距離をおいた生活を送る新聞記者カミル・プリーカー(エイミー・アダムス)の物語。
カミルは精神科の病院から退院し職場復帰してすぐ、故郷の小さな町で起きた残忍な連続少女殺人事件の取材を任されます。渋々田舎に帰り、事件を追っていくうちに自らの忌まわしい過去や母との確執のトラウマがよみがえり、葛藤しながら事件の真相を追っていくー。
このシリアスなドラマの最後には、世界中のトラウマを始め、悩みに苦しんでいる方たちのために、Resorces(相談の場所)が紹介されており、その日本の相談場所として、私たち東京メンタルヘルス・スクエアの「こころのほっとライン」と「お話しパートナー」が掲載されました。
https://www.hbo.com/sharp-objects/resources
アメリカで放送が始まった直後の7月中旬、電話でSharp objectsのエンドロールで紹介したいという連絡をいただきました。
世界中で放映予定の人気ドラマに掲載されることを光栄に思う気持ちと、世界中で放送されるトラウマを中心とするドラマの相談先が自分たちでよいのだろうか?という考えで内部でも意見が分かれました。
でも最後には「ドラマを見た悩みを抱える人の気持ちが少しでも楽になるきっかけとなるのであれば、自分たちでできることは精一杯やりたい」という気持ちでまとまり、掲載していただくことにしました。
8月20日現在、アメリカでは全8回のうち5回が終了し、映画やドラマを評価するIMDbで8.3point(注1)と非常に高い評価を維持しています。
そして遂にこのドラマ、Sharp objectsの日本放送が決定したそうです。
邦題は『KIZU -傷-』
10月15日(月)23:00からスターチャンネルでの放送です。
インナーチャイルド、トラウマと接することが多いカウンセラーには必見のドラマです。
このようなご紹介から、少しでも心に苦しさをお持ちの方が私たちの無料相談、低価格相談を利用し、こころのつかえが軽くなってくださることを願っています。
(注1)IMDb The Ineternet Movie Database
世界中の映画やドラマ等のデータベースで10点満点で作品を評価。
歴史に残る名作は8.5ポイント以上(羊たちの沈黙が8.6ポイント、千と千尋の神隠しが8.5ポイント)と言われており、8.3ポイントはとても高い評価です。
※最終話終了時点で8.3ポイント。非常に高い評価を最後まで継続しました。
東京メンタルヘルス・スクエア 企画・広報局 みずぬま
【お願い】
このブログや私たち東京メンタルヘルス・スクエアの活動に
賛同いただける方は下記「いいね」をクリックしてください。
Facebookから私たちの活動や予定をご案内します。
ストレスマネジメント特別授業を実施しました
2017年11月10日、スクールコンケアを導入する越谷市の中学3年生を対象に、ストレスマネジメント教育を実施してきました。
ストレスとは何か、どういう変化があるか、上手に対処するにはどのようなことが必要か、講義と標語とワークを交えて50分でお伝えしてきました。
ポジティブな考え方のワークでは、コンビニで割り込まれたらどんな気分?少し時間が経ったらどんな気分?ポジティブに考えると気分が晴れマークに変わる生徒、逆に気分が下がったままの子もいたりします。インタビューすると楽しい意見が沢山あります。相談ワークでは、ペアになって聞き手は共感すると気分の上昇がたくさん見られる体験も。
最後にアサーション(上手な自己表現)ワークは、攻撃タイプ、受け身タイプ、自分も相手も尊重するタイプの3種類を知っていざ例題検討と発表。少し難しいけど試行錯誤しながら考えてくれました。
この授業体験をきっかけにして、未来ある子ども達の「ストレスマネジメントスキル」が身についてもらえれば嬉しいです。
専務理事 いじめ自殺・不登校ゼロプロジェクトリーダー 武藤 収
無料電話相談「こころのほっとライン」の歴史、そして10年後は?
毎月200人近くの方にご利用いただいている、無料電話相談の「こころのほっとライン」
現在の形になるまで、いろいろな変化をしてきました。
今回はみなさんに、そんな私たちの『歴史』をお伝えしたいと思います。
メンタルレスキューダイヤル
2004年7月、有限会社東京メンタルヘルス・アカデミーは、NTT暮らしの相談ダイヤル「メンタルレスキューダイヤル」を始めました。当時あったダイヤルQ2サービスという通話時間に応じて情報料が自動課金されるシステムを利用しました。
そこでは罪を犯してしまった方からの電話相談も受け、対面式ではない電話相談特有のニーズがあることを知りました。
こころの放課後ホットラインから、こころの日曜ホットラインへ
2006年11月、いじめ自殺対策として「こころの放課後ホットライン」を始めました。当時の社会情勢の中、子どもたちのためのホットラインが何よりも必要だという強い使命感をもって、相談料無料のホットラインを始めました。
やがてそのホットラインは、「こころの日曜ホットライン」へと引き継がれていきます。
この間、東京メンタルヘルス株式会社へと商号変更(2009年)もしましたが、ホットライン事業は社会貢献事業室で担っていました。
こころのほっとライン
2012年2月、社会貢献事業をさらに強力に推し進めるべく、満を持してNPO法人「東京メンタルヘルス・スクエア」を設立しました。社会貢献室が実施していた「こころの日曜ホットライン」を引継ぎ、カウンセラーになりたてのカウンセラーが社会貢献しつつ、カウンセリングのスキルアップを進めていくことも目的としていました。
やがてホットラインは、日曜だけではなく、平日にも広げ「こころのほっとライン」となり現在に至ります。このタイミングに、こころが「ほっと」する場所になりたいという願いを込めて、カタカナだった「ホットライン」の表記を「ほっとライン」に変更しました。
当初は資格を取得したばかりのカウンセラーが中心でしたが、長年活動を継続することでカウンセラーも成長。新しいメンバーも増え、新旧メンバー織り交ぜてみなさんからの相談を受けています。
ひきこもりホットライン
以上、東京メンタルヘルス・スクエアのほっとラインへの流れをざっと振り返ってみましたが、実は、ここに書いていないさらに重要なものがひとつあります。
1992年9月に、千葉県松戸市で始めた「ひきこもりホットライン」です。これは10年以上の長きに渡って有志のカウンセラーが行なっていたものですが、これこそが当法人のほっとラインの源流でしょう。
となると、東京メンタルヘルスでのほっとラインの歴史は、2017年9月でちょうど25年の節目!!
四半世紀にも渡ってほっとラインを続けてこれた、ひとりひとりのカウンセラーの力にあらためて感謝したい気持ちです。
ほっとラインの10年後!?
ほっとラインを始めた25年前は離れた場所にいる人との対話手段は電話(手紙・電報??)しかありませんでしたが、今はSkypeもあり、LINEありとコミュニケーションツールも増えましたね。
私たちも一部でチャット相談を試験的に開始したり、新しいことに取り組み始めています。
VR、ARと仮想現実の技術も私たちの身近なものになってきました。
10年後にはSF映画のように、遠くの人がまるで目の前に座っているかのような、ホログラムカウンセリングが実現しているかも!!
そんな日が来るまで、私たちはしっかりと『こころのほっとライン』を大切に継続していきたいと思っています。
東京メンタルヘルス・スクエア理事 新行内 勝善