ご寄付はこちらから
ご寄付はこちらから

メニュー

いじめ・不登校を生まない笑顔あふれる学校づくり~教育漫才を核に~ - 悩み相談と心の対話の場所 | NPO法人東京メンタルヘルス・スクエア

東京メンタルヘルス・スクエアblog

いじめ・不登校を生まない笑顔あふれる学校づくり~教育漫才を核に~

カテゴリ: 講座のほうこく 作成日:2025年05月26日(月)

tabaty

 

 

いじめ・不登校を生まない笑顔あふれる学校づくり~教育漫才を核に~
 

2025年3月13日、田畑栄一先生を講師にお招きしたセミナーを実施いたしました。
田畑先生は学校長として10年の経験をお持ちで、現在は教育コンサルタントとしてご活躍されていらっしゃいます。


今回のセミナーではご自身が考案された「教育漫才」について、色々とお伺いして私なりに感じたことなどをまとめさせていただきました。

 

早速ですが「教育漫才」と聞いて、皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。
私は「楽しそう!」と思う反面、「笑いを取りにいくネタを作るのはけっこう大変なのでは・・」と思いもありました。

 

漫才の手法として先生が教えて下さったのが「三段落ち」~繰り返し編~でした。
例として「乗り物」をテーマにした台本を見せて下さったのですが、シンプルだけどボケとツッコミの掛け合いがおもしろくて笑ってしまいました。


気持ちがほんわかして本当に楽しく感じたのです。
それが、まさに先生が目指す「温かい笑い」だと思いました。

 

時として学校の現場において、相手を否定したりバカにするといったいわゆる「冷たい笑い」が起きることがあります。
そのような笑いの中では良好な人間関係を築くのは難しいものです。

 

そんな「冷たい笑い」を起こさないためにも「教育漫才」は有効だと先生はおっしゃいます。

さらに、教育の現場における最優先事項として先生が挙げられた「自殺防止」と「不登校等の改善」についてですが、どちらも人間関係やいじめが大きな要因となっています。
いじめをなくすためには「温かい笑顔あふれる学校」が必要です。

 

先生が提唱する「教育漫才」は温かい笑いを生み、みんなの笑顔を育みます。


まさに「教育漫才」を取り入れて実践することは、今、学校で起きている様々な問題を解決に導く糸口になるのでは・・と思います。

余談となりますが、先生のお話しに触発されて実は後日、漫才を作ってみました。

 

先生のお話しを思い出しながら「三段落ち」のネタを色々と考える時間はとても楽しいものでした。
「温かい笑い」を育む「教育漫才」。
皆さんもぜひ一度、作ってみてはいかがでしょうか。


 事務局 Yoshiko T.