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ブログ - 悩み相談と心の対話の場所 | NPO法人東京メンタルヘルス・スクエア

東京メンタルヘルス・スクエアblog

『生きてることが辛いなら』

カテゴリ: 生命(いのち) 作成日:2018年05月02日(水)

 

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3月の自殺対策強化月間中に、SNS相談をやったことは、すでに別のブログで報告しました。

 

今回は、その頃、あるいはその前後に、私自身が考えたりしたことを、ひとつ書いてみたいと思います。

 

「死にたい」となると、真っ先に浮かぶ歌は、森山直太朗さんの「生きてることが辛いなら」という歌です。

 

生きてることが辛いなら

いっそ小さく死ねばいい
恋人と親は悲しむが
3日と経てば元通り

 

こんな歌詞から始まる歌です。

 

今から10年前、2008年夏にシングルリリースされた曲です。


あいにく私はその当時はこの曲を知りませんでしたが、自殺を勧めているような内容にもとれるこの歌が、「過激すぎる」「どきっとした」などと賛否両論が巻き起こったようです。

 

この歌、作詞は直太朗さんの友人で、詩人の御徒町凧さんです。

 

もちろん、この曲は、自殺を勧めているわけではありません。
次のような歌詞でこの歌は終わります。

 

生きてることが辛いなら
くたばる喜びとっておけ

 

よかったら、この曲、まだの方はお聴きになってみてください。
私は聴いて、歌の力というものをとても実感しました。
感じ方は人それぞれかと思いますが、「生きてることがつらい」という言葉に感じるところがある方には、一聴をおすすめしたい曲です。

 

NPO法人 東京メンタルヘルス・スクエア 理事

SNSカウンセリング リーダー

新行内 勝善

 

 

SNSほっとラインも活用してみてくださいね

カテゴリ: 吃音(どもり)への取組 作成日:2018年04月25日(水)

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 こんにちは。
東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チームです。

 

4月18日から、私共 東京メンタルヘルス・スクエアは、LINEを利用した

 

SNSほっとライン(SNS相談) をスタートさせました。
http://www.npo-tms.or.jp/service/sns.html

 

時間は25分間。
こちらは1日1回のみになります。

 

★ 電話という音声のみのやりとりはしんどい
★ 今はテキストでこの気持ちを吐き出したい。。

 

そんな方向けのカウンセリングスタイルです。

 

電話でのほっとラインと、SNS相談、両方のご利用可能です。

 

 

そういえば
1年以上前だったでしょうか。。

 

吃音をお持ちの方にとっては、電話だけっていうのは辛いんです!!

新しい媒体も欲しいです!!

 

と、企画ミーティングで熱く語ったのを思い出します。

 

その時には残念ながら、流れを引き寄せることができずに … 願い叶わず。

 

ですが、この度、全然思いもよらないルートからチャット相談の実現に至り、
この大きな流れにびっくり&感激している次第です。

 

「 吃音そのもののテーマじゃないんだけど、
やっぱり電話で悩み事を相談するのはちょっと怖い/心配だな。。。」
そんな方々には、SNSほっとライン がおススメです。

 

また、電話のほっとライン同様、
吃音をお持ちの方への対応etc.を習得済みの担当者が待機している時間帯は(吃音心得)と表示してあります。
吃音そのものに関するお悩みや吐き出しetc.も(吃音心得)にてお受けしております。

 

無料です。
http://www.npo-tms.or.jp/service/sns.html

 

みなさまのご利用、お待ちいたしております!

   

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東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チーム
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チャットカウンセリング「SNSほっとライン」はじめました

カテゴリ: スクエアのSNS相談 作成日:2018年04月20日(金)
友だち追加
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NPO法人東京メンタルヘルス・スクエアでは、2018年4月18日より「SNSほっとライン」を開始します。

私たちは2018年3月1日から3月31日までの期間限定で、厚生労働省の支援を受けて自殺予防のための無料SNSカウンセリング(SNS相談)を実施しました。

この中で、SNS相談には電話や面談とは違うメリットがあることが分かりました。
家族や友人に気づかれずに相談することができる。口を開くのが億劫なほど辛いときでも話ができる。何よりスマホから気軽に相談できる。これらのメリットのおかげで、今までカウンセリングを受けていらっしゃらなかった多くの方と繋がることができました。

SNSカウンセリングの有用性を実感した実績と、多くの利用者さんから頂いた「SNS相談を続けて欲しい」とのご意見をもとに「SNSほっとライン」を立ち上げることに致しました。

実施した経験から、課題も見つかりました。
SNSでの25分は予想以上に短く、十分にお話して頂くことができない、相談を申し込んでもなかなかカウンセラーに繋がらない‥‥。 これらの課題についても改善方法を考えながら、SNS相談を行う予定です。

私たちが今まで取り組んできた無料電話相談「こころのほっとライン(無料電話相談)」や低価格の対面カウンセリング「お話しパートナー」と併せて、より多くの人にカウンセリングを活用していただけるよう努力していきたいと考えています。

 

 

 

SNS相談の実施報告 2018年3月1日~3月31日

カテゴリ: スクエアのSNS相談 作成日:2018年04月16日(月)

厚生労働省が毎年3月に実施している「自殺対策強化月間」の取組として全国で13の団体が選ばれ、「SNS相談」を実施。私たち東京メンタルヘルス・スクエアもその中の1団体として1か月間「自殺対策のSNS相談」を精一杯頑張りました。

私たちが実施した「SNS相談」について簡単に報告します。

 

※SNS相談を実施した13団体

 http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000194961.html

 

カウンセリング中
東京メンタルヘルス・スクエア(池袋)にて、夜間
SNS相談(LINE)に対応しているカウンセラーとスーパーバイザー


1.データで振り返るSNS相談

 ◇相談に使用したSNS:LINE、Twitter
 ◇LINEの友だち登録数:1,029名
 ◇相談してきた方々:606名
 ◇月間述べ相談件数:1,415件
 ◇1日平均 相談件数:45件
 ◇1回あたりの平均相談時間;53分
 ◇SNS相談から対面相談へ移行した件数:4件
 ◇SNS相談から電話相談へ移行した件数:15件
 ◇警察への緊急通報件数:3件
 ◇HPからの感想:4件(うち3件が好評、1件がお叱り)
 ◇担当したカウンセラー、スーパーバイザー総数:60名位

<終了後のアンケート結果より抜粋>
 ◇SNS相談をして良かった:約80%
 ◇またSNS相談をしたい:約80%
 ◇SNS相談で問題がどれくらい解決したか?:5-7割程度解決したという方が1番多く、合わせて全体の45%位

 

SNS Report

(画面をクリックするとPDFが開きます) 

 

 

2.全国規模では初めてのSNS相談
東京メンタルヘルス・スクエアにとって全国規模で実施するSNS相談ははじめての経験でした。

でも、それは私たちだけではなく、日本国内において全国規模のでの取組は今回が初。一緒に取組んだ13の団体すべてがこの初めてのSNS相談の体験でした。
大規模なSNS相談のはじまりということになると、昨年2017年9月に実施した長野県での悩み相談がはじめてとなるでしょう。

なお、SNS相談は相談方法でいうと、リアルタイムでのチャット相談となりますが、チャット相談については、筆者がとある通信制高校のスクールカウンセラーとして2016年より行っていました。

今回はその経験を活かすことができたのではないかと思っています。

 

3.SNS相談を受けるためのカウンセラー教育
この3月の実施前の2月には、全カウンセラーを対象としたSNS相談の研修とロールプレイを10時間程度行いました。さらに筆者がSNSカウンセリング協議会での研修を受講し、当法人のカウンセラー教育にも活かしました。
また、ほぼ全てのカウンセラーがSNS相談ははじめてでしたので、こういった研修にとどまらず、3月の実施中には、カウンセラー5人につき1人のスーパーバイザーが必ずついて、相談を実施していきました。

 

4.チャットでしか話せないことがある
私自身がやってみてわかったのは、SNSでしか、チャットでしか話せないことがある、ということでした。
人は似ているところはあれど、誰ひとりとして同じ人はいません。面と向かって声を出して相談する方がいいという人もいれば、電話で話すのが嫌いな人もいれば、チャットでの方が話しやすい人もいます。

 

5.ボリュームゼロでなら相談できる
この期間中に、筆者が一番印象に残った言葉は、いつの間にか相談員の間から出てきた次の言葉です。
「ボリュームゼロでなら相談できる」
どういう意味かわかりますか?

 

いま、中学生以上であればスマホは多くの人が持っていますが、年齢が下がるほど電話での連絡は少なくなる傾向にあります。メール使用も減っていて、LINEなどSNSでの連絡が主になってきています。
チャットは声に出さなくても相談できます。文字で打っていけば相談できるのです。これはどういうことかというと、例えば家で、家族とリビングで過ごしていても、スマホを使って、家族に知られずに相談できる、ということです。電話ではボリュームを上げなければいけませんので、このようなことはできません。
SNS相談には、これに限らず様々な特徴があり、メリットにもなれば、デメリットにもなります。

 

今後も東京メンタルヘルス・スクエアでは、SNS相談にも果敢に取り組んでいきたいと考えております。
どうぞ、これまでと変わらぬご愛顧、そしてご指導を何卒よろしくお願いいたします。

 

2018年4月15日
特定非営利活動法人 東京メンタルヘルス・スクエア
理事 新行内勝善

 

 

 

こんな感じで電話の練習をしています

カテゴリ: 吃音(どもり)への取組 作成日:2018年03月25日(日)

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 こんにちは。
東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チームです。

 

 

ここ 「 こころのほっとライン 」 では、電話の練習もお引き受けしています。

 

いろいろなパターンをやりますよ☆

 

・基本的な電話の取次ぎ場面
・席外し
・伝言
・先方から質問される  などなど …

 

繰り返し、繰り返し、フェイントや「想定外」も入れたりして実施しています。

 

25分間、一点集中で同じパータンを8回9回エクササイズすることもあれば、

 

「おまかせ」状態で、こちらがいろいろな先方のシチュエーションを作ってアットランダムに応答していく形もあります。

 

1回1回フィードバックして確認したりする時もあれば、

 

そこから話が逸れて 「 愚痴吐きタイム 」 になる時もあります。

 

 

こちらは社会人になって相当経っている(泣)担当者ばかりなので、
就活準備のみなさんが用意しているシチュエーションのシナリオを軽く超える、実際のさまざまな場面設定でフェイントをかけていきますので、

 

「上手くいった♪」 な次の1本では 「ダ==!そう来るか!? 」 と動揺してつまる☆

 

ですが、だんだんフェイント慣れもしていく中で、なにかの”囚われ” みたいなものから みなさん解放されていくんですね。

 

本番は基本の流れになるとは限らないので、このフェイント慣れが大切だったりするのです。

 

 

詰まらない ことが大切なのではなくて、

 

詰まった時に動揺しすぎない 方がはるかに大きな力になる!

 

 

「 それができてりゃ苦労はしないんだよっ!」
… そんな皆さんの声が聞こえてきそうです。

 

できれば電話も、話すことも、回避したい。 1回でも避けることができれば、ほっとする。
だけど … 今は避けられない!

 

それならば、と、少しでも動揺が小さくなるように、
繰り返し、繰り返し、チャレンジする日、ひたすら口を慣らしていく日 … 緩急つけて練習していらっしゃいます。

 

時には、気にしちゃう気持ちそのものにフォーカスして
お話をお聴きする日もあったり。。

 

 

上手くいく日、調子が悪い日、いろいろあって、それらを越えて、いちいち気にしなくなるまで、とことんお付き合いをしています。

 

 

慣れって本当に大切なんだなぁ。。。と、しみじみ思います。

 

単純に、今まで練習できるような機会が本当になかっただけなんだな、と思う方も多いです。
はじめはガタガタでも、1本、1本、それぞれのペースでだんだんナチュラルになっていく …
そのプロセスのお伴をしていると、皆さんの潜在的な力を感じずにはいられません。

 

 

こんな風にやって欲しい。 というリクエストを戴き、それに沿ってやることができます。
実際の社名等も戴き、具体的にエクササイズもできます。(守秘義務がありますので、どうぞご安心ください。)

 

最初に 「 電話の練習をしたい 」 とどうぞおっしゃってくださいね。

 

   

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東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チーム
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日本発! Twitterカウンセリングも開始しました

カテゴリ: スクエアのSNS相談 作成日:2018年03月22日(木)
友だち追加 フォロー
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NPO法人東京メンタルヘルス・スクエアでは、3月の自殺対策強化月間に合わせて、3月1日から3月31日までSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を使った無料のカウンセリングを行っています。

多くの皆様から、一人で悩んでいること、抱えているお気持ちを聴かせて頂いています。

 

「相談をしたいけどLineを使っていない」とのご意見にお応えし、3月19日からTwitterのダイレクトメッセージを使ったカウンセリングも開始しました。

Twitterを使ったカウンセリングは日本初の試みです!(当団体調べ)

 

Lineからのご相談はもちろん、Twitterからのご相談もお待ちしています。Twitterで相談するには、SNSカウンセリングセンターのアカウント(@SNS_Counseling)をフォロー後、ダイレクトメッセージでお声がけください。

 

LINEの友だち追加、Twitterのフォローはこちらから

※ご相談前にSNS相談の利用規約をご確認ください 

 

SNSカウンセリングの詳細はこちらをご覧下さい。

SNSカウンセリングを行なっています

カテゴリ: スクエアのSNS相談 作成日:2018年03月09日(金)

3/1~3/31の期間、私たちスクエア・カウンセラーが交代でSNSカウンセリングを行っています。
顔は見えないものの、文字メッセージから沢山の気持ちを受け取っています。

カウンセリング中
東京メンタルヘルス・スクエア(池袋)にて、夜間
SNS相談(LINE)に対応しているカウンセラーとスーパーバイザー


SNSカウンセリングでは、どんなことをお話いただいても大丈夫です。

悲しい気持ち、苦しい気持ち、周りの人に言えない話。
わざわざ相談するほどの悩みではないかもしれないけれど聞いて欲しいこと。
こんなことを話したら迷惑かな、重いかな、と話すのをためらってしまうこと。

あなたの大切なお話を聞かせてください。
ご都合のいい時間・場所で、話しやすいペースでお話してください。

ここにいる全てのカウンセラーは、皆さんと繋がり、話を聴かせてもらうことを、心から嬉しく思っています。

もちろん話して頂いた内容は当団体から外に漏れることはありません。
安心してお話しください。

カウンセリング中
SNS相談に対応中のカウンセラー


そして、そんな私たちの思いが通じたのか、メッセージが集中し、お待ちいただくことも増えています。
順番になりましたらメッセージをお送りします。お時間のご都合が合えば、お話を聞かせてください。

 

また混雑状況によっては相談終了時間22:50までに対応できない場合があります。その場合も早めにSNSでメッセージをお送りします。申し訳ありませんが、日を改めてご相談ください。

プレスリリースを発表しました。ぜひご覧ください。
https://www.facebook.com/NPO.TokyoMentalHealth/posts/1620988307983764

SNSカウンセリング(Line)は以下のリンクからご利用ください。
https://www.tsunasou.jp/entrance/tokyomentalhealthsnscounselingcenter

スクエア・カウンセラー 一同


ココロのバトンタッチ

カテゴリ: 吃音(どもり)への取組 作成日:2018年02月25日(日)

kitsuon0002

 

 こんにちは。
東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チームです。

 

 相変わらず吃音心得スタッフの待機できる日が少ない中、毎度毎度、「ああ、やっとここに座れた! 」 と想い、
吃音をお持ちの方々からのコールをお待ちしています。

 

 

待機中、対象外の方からのコールも頻繁に入るのですが、

 

先日、とある 「 常連さん 」 から、いつものようにコールが入り

 

「 ごめんなさい、ただいま吃音をお持ちの方のみ受付の時間帯になっておりまして。。。」とお伝えしますと、

 

「 そうかそうか。それじゃ邪魔しちゃいかんの。今日は我慢するわ。 」

 

のお声に引き続き …

 

「 吃音の人は逆にいつも我慢してるんだろうな。今日は我慢している人達がいっぱいしゃべれるといいな。」

 

そうおっしゃってくださったのをお聞きして、思わず泣きそうになりました。

 

いつもはご自身のお悩みや苦しみをたっくさん吐き出される方。。。
こうして他の方、それも見知らぬ方々に向けて、シンプルなんだけど、温かい想いを馳せて下さったそのお気持ちが、本当に、本当に、本当に、嬉しかったのです。

 

 

月に2・3回だけの<吃音専用>の時間帯(=あの待機表示の緑色の帯にダラダラと文章が入っている時間帯)には、
平均して10件以上の対象外の方からのコールが入ってきます。
いつもその皆様に等しく 「 ごめんなさい 」 をさせて戴いているのですが、
どなた様もご快諾くださり、次の機会までお待ちくださいます。

 

みなさまのそのお気持ちが、改めて嬉しく感じ、ありがたく感じた次第です。

 

 

「 話したい 」 気持ちのバトンが繋がって、 こうして吃音をお持ちの方々と 「 はじめまして 」 をさせて戴いています。

 

 

電話に慣れていない方々の、受話器の向こうから伝わってくる ドキドキしている様子。。

 

その空気感が新鮮でもあり、神聖でもあり。
いつでも私達を初心に帰らせてくれます。

 

「 今日はどうされましたか?」 そうお訊ねしつつ、自分自身の耳とココロが大きく皆さんに開いていくのをいつも感じる25分間のスタートです。

 

   

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東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チーム
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公開講座[アダルトチルドレン]~支援者として身につけておきたいこと~

カテゴリ: 講座のほうこく 作成日:2018年02月20日(火)

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いつもスクエアブログをご覧いただき、ありがとうございます。


本日は、人財開発局から、外部講師をお招きして開催した「公開講座[アダルトチルドレン]~支援者としてみにつけておきたいこと~」の内容をお伝えいたします。

 

当日は、収容人数30名の会場が満席の状態で、熱気あふれる状態でスタートしました。
参加者はカウンセラーや教員、看護師等、それぞれの役割は違っても、人と深く関わる仕事をされている方々です。

 

まずは、「アダルトチルドレン」や、昨今、耳にすることが多くなった「機能不全家族」の概念等、基本的なところから、とても丁寧に説明をしていただきました。

アダルトチルドレンとは、暴力や虐待、過干渉や依存症のメンバーがいる家族で育ったことで、成長しても「生きづらさ」を抱えた人をいいます。


当日、アテンド(お世話係)として参加した人財開発局のボランティアスタッフの一人は、

「講座前の予習として朝から本を読もうとしたけど、あまりにも辛くなって最後まで読めなかった」と言いました。

 

私たち支援者は、そのように苦しむ方々に何ができるか、をこの講座で詳しく学ぶことができ、これからも微力ながらお力になれれば、と思いを強くする講座でした。

 

 

当日、ご参加いただいたみなさん、そして、講師をご担当いただいた臨床心理士、IFF・CIAP相談室カウンセラー、西尾リプロセス協会認定リプロセス・カウンセラーである黒木先生へ心より御礼申し上げます。

 

東京メンタルヘルス・スクエアでは、今後もさまざまなテーマで講座を開催し、カウンセラーの自己研鑽と共に、情報提供の機会を創出していきます。


引き続き、よろしくお願いいたします。

 

人財開発局長 増田千奈津

 

当事者の方だけでなくママさんたちにも

カテゴリ: 吃音(どもり)への取組 作成日:2018年01月25日(木)

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 こんにちは。
東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チームです。

 

 

「こころのほっとライン」(吃音をお持ちの方のみ受付)の時間帯には
当事者の方以外に、ご家族の方にもご利用いただけます。

 

家族の中でも特に一緒にいる時間が多くなるママさん達のお話も
大切に聴かせて戴きたいな、と思っています。

 

 

当事者がまだお子さんの場合、
本人はまだ自力では何もできません。

 

ママさん達が本人に代わって考えたりする場面もありますよね。

 

ママさん達、日々ココロを痛めながら頑張っています。

 

でも … そんなに強い訳ではないですモノ。
愛する我が子の様子を見守る苦しさを、ひとりきりで抱えるのは大変です。

 

 

こころのほっとラインは、アドバイスや情報提供などをするところではありませんが

 

それでもママさん達の ちょっと苦しい ちょっとしんどい
… そんなお気持ちとも一緒にいたいな、と思っています。

 

 

誰にも話せない、というより、
話したところで、ツルンと軽やかに きっと大丈夫だよ~ なんてあしらわれてしまった … 吃ママあるあるをご経験された方、


どうぞ孤独を感じないで。。。

 

こちらでは直接ご紹介はいたしませんが、
ひと昔前と違って、今では「親の会」も発足しており、会も順調に育ってきているようです。

 

 

吃ママ仲間や先輩吃ママに初めて話を聴いてもらっただけで
ほっとして涙が出て出て止まらなくなっちゃった。。。そんな場面を何度も見てきました。

 

今までどれだけ心細かったのでしょうね。。

 

そー!そー!そー そー!  … と、ひととき同じテーマでみんなで盛り上がるだけでも、
ココロがス~っと軽くなる時だってあります。

 

 

吃音を持つお子さんの人生最初のサポートは、
まずはその親御さんのサポートから始まる

 

そう表現しても、きっと過言ではないのではないでしょうか。

 

親の会で頑張っていらっしゃるママさんの方々の中には、
かつて自分がした同じ想いをする人が一人でもいなくなるように … と願いを込めて動いていらっしゃる方もいます。

 

ママさん、ひとりじゃない!

 

そして、ここ 「 吃音ほっと 」 でも、ママさん達のしんどい気持ちを吐き出せるところがあることを
頭のすみっこ~にちょっとだけ置いておいていただけると … 嬉しいです。

 

 

ママの元気は
子供たちの安心に繋がりますよね。

 

子供たちを支えるのがママ達ならば、
そのママ達を支える場の ちいさな1つ になれるといいな、と思っています。

 

   

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