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ブログ - 悩み相談と心の対話の場所 | NPO東京メンタルヘルス・スクエア

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東京メンタルヘルス・スクエアblog

2018年 新年に向ける想い

カテゴリ: つれづれなる想い 作成日:2018年01月01日(月)

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新年あけましておめでとうございます。

東京メンタルヘルス・スクエア専務理事の武藤収(おさむ)です。

2018年を迎えるにあたり、改めて東京メンタルヘルス・スクエアの活動に傾ける想いをお伝えしたいと思い、ペンを取りました。

 

「話をちゃんと聴いてくれる人が傍にいる社会をつくる。」


これが、スクエアの設立当時から大事にしてきた基本理念です。

 

日々のニュースでは自殺、いじめ、不登校、ひきこもり、犯罪、他殺など心を痛める報道が飛び込んできます。

こころのバランスをくずしてしまった方、いじめの被害者、加害者となってしまった方々が、その出来事が起きる前に、①周りが察して、②ちゃんと話を聴いてくれて、③支援が届く。このようなステップがもしあったならとニュースを見るたびに思います。

 

このステップは、メンタルヘルス支援の大原則で、家庭や学校、企業、地域のどこの領域でも通用する原則です。

 

周りにいる誰かが察して、声をかける。

そして、話してくれたら助言や否定したりせずに、ちゃんと受け止めながら共感して話を聴いてあげる。

もしくは、ちゃんと聴いてくれる人や聴いてくれる場所の情報を伝える。

さらに、話をちゃんと聴いた後で、相手の求めに応じて必要な支援を届ける。

 

「ちゃんと話を聴く」ということが中核であり、その前後で察したり支援を届けるという構図です。

 

キーボードの音しか響かないオフィスや通信アプリのコミュニケーションが多くなってきた日本では察することも難しくなってきていることでしょう。

また、相談することの意義や相談する方法を子どものうちから教育を受けていないので、最初は抵抗も大きいことでしょう。

支援を届けるといっても、受験戦争や成果主義のライバルが大勢いる競争の中では、人に支援を届けるどころではないかもしれません。

 

このような時代だからこそ、東京メンタルヘルス・スクエアでは「ちゃんと話を聴く」という核の部分を基本理念とし、これからもいつでも誰かが、耳を傾けてちゃんと話を聴く場所をつくっておきたいと思います。

 

察して、聴いて、支援する。
東京メンタルヘルス・スクエアではこころのほっとライン(無料電話相談)やお話パートナー(低料金対面カウンセリング活動)を柱に努力を続けます。

 

最後に、人生において残念なこととは、大きなストレスに見舞われることではなく、そのストレスを一人で抱えて一人で苦しむことです。

怒り、哀しみ、苦しみ、辛さを一緒に聴いてくれたカウンセラーと分かち合い、孤立感を分散させつつ支えることができるならば、こんなに嬉しいことはありません。

 

2018年正月

専務理事 武藤収

 

 

 

 

結婚活動支援講座『好きな人と暮らす』への想い

カテゴリ: つれづれなる想い 作成日:2017年12月18日(月)

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30才になったら結婚しよう!


そう心に決めてで交際を進めて婚約したことが2回ありました。でも、結婚の準備を進めていくうちに不安になり婚約を
解消してしまいました。

他に好きになって交際する人ができても、「この人との結婚生活は無理だな!」という気持ちが少しずつ強くなっていき、結婚までたどり着きません。わたしが好きになる人は、どこか信用に足らない人ばかりでうまくいかなかったのです。


結婚って、こんなに難しいことだった?

そんな訳のわからない何かに悶々とするなか、30代半ばでカウンセラーに転職をしました。

天職だと思い仕事に夢中になっていましたが、今思うと、結婚相手を探す自信を失っていることを仕事でゴマかしていたようにも思います。


カウンセラーとして、ようやく一人前になれたと思った頃には40歳になっていました。
そこでようやく、自分の幸せを一番に考えられるようになり、婚活をはじめたもののなかなかうまくいかず、イヤイヤながら勇気を出して結婚相談所に登録に行った時にはもう43歳になっていました。


「まだ、子どもは産めるかもしれない。」そんな漠然とした期待と、たくさんの人に出会えるだろうという大きな期待を持って、大金を投げ出して登録し、本格的に活動を始めました。

 

結婚相談所で婚活することが最後の手段と思っていた私にとって、婚活の大きな落とし穴に気付いたのは登録期間が終了するころで、取り戻しができないタイミングでした。


婚活には、人が気づきにくい大きな落とし穴があります。それが、結婚相談所の成婚率が低い理由だと判りました。
婚活を就活と同じような感覚で行っていると傷つき体験が増えるだけで、結果が伴わなくなってしまいます。

(この内容は講座でお話ししたいと思っています。ぜひ参加してください)

 

カウンセラーには教育分析といって、自身の成育史と向き合って改善していくスキルアップがあります。
その教育を受けるなかで、親子関係やトラウマに焦点をあてて探っていったことで結婚への不安が高かったり、信用しにくい男性を好きになる原因も理解できていきました。

 

そして40代後半の時に、心から信頼できる誠実な男性とめぐり合い結婚することができたのです。

カウンセラーとして学び続けてきた中で自分自身の理解が深まったことで、異性の見方、結婚への考え方に変化したことがこの結果につながったように思います。

 

私の20年間のカウンセラーの職歴は、男性のカウンセリングが中心でした。多くの男性のカウンセリングを経験させていただいたことで、男性心理の理解が深まりました。

他にも、離婚を経験された方のご相談から再婚する前にしておくと良い心の整理の仕方。良い出会い方をする方法、配偶者の不倫に悩むご相談もあり、共に解決の道を探らせていただきました。


このような経験を、結婚に対し不安がある方や既婚者の結婚生活の不安解消のお役に立てたい。いつしかその思いが私の中で大きく膨らんでいきました。

この気持ちを折に触れて話すうちに、徐々に同じ気持ちを持つカウンセラーが集まり、何度も何度も話し合い講座の形を作ってきました。

 

私の婚活経験の中で得た経験と知識、カウンセラーの仕事を通して理解してきたこと、この内容を講座という形でみなさんにお伝えし、結婚に対し不安がある方や既婚者の結婚生活の不安解消のお役に立ちたいと心から願い結婚活動支援講座『好きな人と暮らす』を開始します。

 

結婚活動支援講座『好きな人と暮らす』 主宰講師 国広多美

 

 

 

越谷市議会でスクールコンケアが取りあげられました

カテゴリ: 事例のご紹介 作成日:2017年12月14日(木)

 

越谷市議会でスクールコンケアが取りあげられました

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12月7日(木)埼玉県越谷市議会でいじめ・不登校ゼロのための対策として「『スクールコンケア』の採用」が取りあげられるとの話を聞き、すべてを投げ出して傍聴に行ってきました。(スクールコンケアの詳細はこちらをご覧ください)


越谷市では、平方中学校と東越谷小学校の2校が児童・生徒の心のケア、いじめ・不登校ゼロの実現のために「スクールコンケア」を導入してくださっています。
この両校での実績を耳にした越谷市議会の瀬賀議員がスクールコンケア導入学校での効果を調査してくださり、市議会で取りあげてくださることになったというのが経緯です。


瀬賀議員は、メンタルチェックの仕組みである「こころの体温計」の導入、公立小中学校への防犯カメラを導入など、これまでも生命を守る、子供たちの学ぶ場をより良い環境にすることに尽力されてきた方です。

一般質問では、学校におけるメンタルヘルスケアの重要性を語った後に、その有効なツールとして、『スクールコンケア』の仕組みを紹介してくださいました。

 

そして導入済みの学校の責任者からヒアリングした内容を以下のように語ってくださいました。


「アイコンをタッチするシンプルな操作性が良い」
「小学生でも何の違和感もなくすぐになじみ日課の一つになっている」
「コンケアから提供される情報で子供たちの状況が把握できるため声掛けのきっかけができてとても良い」
「何より管理職の意識が高まった」
「教師のリアルな観察とともにICTを利用した客観的データで生徒の心の動きを把握できる点が良い」
「教師は細心の注意を払い生徒の表情・行動を見ているが、表面に出さない、出せない生徒もいる。そんな生徒がふと先生に声をかけられて安心して話を始めることもあり有効性を感じている」

 

市議会の場で、実際に利用している先生方の生の声が話されているのを聞き、涙があふれそうな気持でした。

 

瀬賀議員からは最後に市長、教育長に対して「学校でも市の職場でも、コンケア、スクールコンケアはメンタルヘルス予防にとても有効。現状の環境整備も含めた活用についてどのようにお考えか聞かせてください」として質問をまとめていただきました。

 

この質問に対し、教育長からは「ネットワーク環境・システムへの影響、既存機器での運用の可能性、費用面などについて調査研究していく」との回答をいただき、市長からは「セルフケアはもとより、ラインケアの充実の効果も期待されるところなのでインターネットの接続環境の整備や運用の方法など諸課題、システムの試験的な導入がどうか、ということもふくめ調査・研究していく」というご回答をいただきました。

 

市の責任者である市長、教育長から「調査・検討をする」という回答をいただき、大きな一歩を踏み出しました。

 

既に導入してくださっている越谷市の2校は、スクールコンケアをとても有効に使って、児童・生徒との対話を増やし、不安・悩みの事前・早期解決に活かしてくださっています。


この事例を2校だけでなく、越谷市の他の学校にも広げていただき、さらには全国の学校にご紹介し、子供たちみんなの笑顔にあふれる学校になってもらいたいと思っています。

 

いじめ自殺・不登校ゼロプロジェクト

みずぬま

 

越谷市議会の記録がインターネットで公開されています。

5'25"~13'15"が瀬賀議員のメンタルヘルス、スクールコンケアに関する質問、

20'55"~22'42"が市長からのスクールコンケアに関する回答、

30'48"~31'25"が教育長からのスクールコンケアに関する回答です。

ぜひご覧ください。

http://www.koshigaya-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1289

 

 

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 越谷市議会「一般質問通告一覧表」 

2番目の項目として「こころの変化を見守るメンタルケアの取り組みについて」の②に「メンタル天気予報コンケアについて」と記載されています。

 

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越谷市役所の4階に本会議場があります。

   

はい 東京メンタルヘルス・スクエア こころのほっとラインです

カテゴリ: 私たち(TMS)の活動 作成日:2017年10月27日(金)

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「電話相談って、どんなことするんだろう?」

「悩みをちゃんと伝えないといけないの?」

「変な人だと思われないだろうか?」

この電話がつながるまでに、たくさんの不安な思いや迷いがあって、それでも勇気を出してかけてきてくれたことを、私たちは感じます。

 

 

「どんなことでも話していいんですか?」

はい どんなことでも、

あなたの話したいことを 聴かせてほしいと思っています。

 

「家族や友達には話せなくて」

よかった。

家族や友達ではない 顔も知らない私たちとつながって。

 

「つらくて、苦しくて、とにかく聴いてほしいんです」

どんな思いをされているのか、

よかったら つらい気持ち わけてみてください。

 

「べつに話があるわけじゃない、なんとなくさみしいだけ」

なんとなくつながりたい。

それだって 本当の気持ちですよね。

 

 

「・・・うまく話せない・・・」

うまく話そうと思わないでください。

言葉が見つかるまで ここでつながったまま待ってます。

 

「生きていることがつらいんです 死んでしまいたくなる」

死んでしまいたくなるほどのあなたの思い、

受け取らせてくれませんか。

 

 

日々私たちが生きていく中で、そんな時って誰にでもあると思うんです。

電話1本で さっきまで知らない人同士だったのに つながって話をしていること

なんだか運命みたいというのは おおげさでしょうか。

誰一人として同じことを話す人はいません。

だから私たちも あなただけの大事な話を 大切に聴かせてほしいと思っています。 

 

あなたからのお電話を お待ちしています。  

 

 

スクエア・カウンセラー 工藤 彩暖

越谷市立平方中学校でスクールコンケアが活用されています

カテゴリ: 事例のご紹介 作成日:2017年09月12日(火)

 

越谷市立平方中学校がいじめ対策、不登校対策として「スクールコンケア」を活用

~ICTの技術を使用して子供たちのメンタルヘルスケアを実践~

都心から電車で揺られること約30分。

閑静な住宅街と豊かな田園地帯が入り混じる越谷市の平方中学で日本で初めて、スクールコンケアを利用した子供たちのメンタルヘルスケアがスタートしました。

※スクールコンケアの概要はこちらをご確認ください

 

平方中学校は学びの深化や、情報共有のためにICTの技術やスマホ、SNSを積極的に活用していることで知られる中学校です。

ICTに造詣が深い、同中学の大西校長先生にコンケアの目的と仕組みを説明したところ、「いじめや不登校傾向で悩む子供の心を、教師のリアルな観察とともに、ICTを活用した客観的データの両面から素早く察知できることは意義がある」として、1年生3クラスでの試験導入を決めてくださいました。

 

 

~朝の自習時間と帰りの会にiPadの「こころのお天気マーク」をタッチ~

 

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スクールコンケアの説明会。みんな真剣に聞いてくれました。  

 

 

6月中旬に「スクールコンケア」の説明会を実施、早速その翌日から「スクールコンケア」がスタートしました。

平方中学校では朝の自習時間と、帰りの会でコンケアの「こころのお天気マーク」をタッチして毎日の気分を記録しています。

毎朝、自習時間が開始されると、iPadが先生から回されます。生徒はそれぞれが持っているQRコードをiPadにかざし、自分専用画面を立ち上げて「こころのお天気マーク」をタッチします。

終わると次の人に回して、40人弱のクラスで大体10分以内で全員分の入力が終わっているようです。

帰りの会でも同様な手順で入力を実施しています。

 

 

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毎日朝自習の時間と、帰りの会の時にコンケアが回ります。

今ではコンケアの使い方になれて、10分間で速やかに「お天気アイコンへのタッチ」が終了しています。

 

 

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先生も出勤・退勤時に職員室でコンケアにタッチ!!

 

 

~コンケアからのメールをもとに生徒との対話を開始~

7月中旬には、分析に必要なデータが蓄積され、こころの変化があった生徒への『声掛け』を推奨するアラートメールの発信が始まりました。

同校では、校長先生、学年主任、養護教諭にアラートメールが届くようになっています。

生徒の気分が落ち込んでいる時はもちろん、気分が上昇した時にも、話しかけのきっかけとなるようにメールがお知らせしています。

 

大西校長先生からは、「この仕組みはとても有効だ」というご感想をいただいています。

2学期以降もコンケアを活用することで、いじめや悩みのない、笑顔あふれる平方中学校になってもらいたいと心から願っています。

 

企画・広報局長 みずぬま

 

 

  

マインドフルネス講座を実施しました

カテゴリ: 私たち(TMS)の活動 作成日:2017年09月12日(火)

 

マインドフルネス公開講座を実施しました

9月9日(土)にマインドフルネス講座を実施しました。

20名超の方が参加し、実体験を中心に3時間マインドフルネスの世界に集中していただきました。

「3時間があっという間だった」「どうやるのかがわからなかったので、実際に体験できてよかった」「明日から試してみます」と嬉しい声をたくさんいただきました。

私も3時間の講座でなぜか心がすっきり。「今、ここに集中する」「あるがままを受け止める」って大切なことですね。

 

東京メンタルヘルス・スクエアでは定期的に皆さまの「こころ」「人間関係」にお役に立てる公開講座を実施しています。

聞いてみたい講座などがあったら、ぜひご意見をお寄せください。

 

 

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企画・広報局長 みずぬま

 

 

  

無料電話相談「こころのほっとライン」の歴史、そして10年後は?

カテゴリ: 私たち(TMS)の活動 作成日:2017年09月06日(水)

 

毎月200人近くの方にご利用いただいている、無料電話相談の「こころのほっとライン」

現在の形になるまで、いろいろな変化をしてきました。

今回はみなさんに、そんな私たちの『歴史』をお伝えしたいと思います。

 

 

メンタルレスキューダイヤル

2004年7月、有限会社東京メンタルヘルス・アカデミーは、NTT暮らしの相談ダイヤル「メンタルレスキューダイヤル」を始めました。当時あったダイヤルQ2サービスという通話時間に応じて情報料が自動課金されるシステムを利用しました。
そこでは罪を犯してしまった方からの電話相談も受け、対面式ではない電話相談特有のニーズがあることを知りました。

 

こころの放課後ホットラインから、こころの日曜ホットラインへ 

2006年11月、いじめ自殺対策として「こころの放課後ホットライン」を始めました。当時の社会情勢の中、子どもたちのためのホットラインが何よりも必要だという強い使命感をもって、相談料無料のホットラインを始めました。
やがてそのホットラインは、「こころの日曜ホットライン」へと引き継がれていきます。
この間、東京メンタルヘルス株式会社へと商号変更(2009年)もしましたが、ホットライン事業は社会貢献事業室で担っていました。

 

こころのほっとライン

2012年2月、社会貢献事業をさらに強力に推し進めるべく、満を持してNPO法人「東京メンタルヘルス・スクエア」を設立しました。社会貢献室が実施していた「こころの日曜ホットライン」を引継ぎ、カウンセラーになりたてのカウンセラーが社会貢献しつつ、カウンセリングのスキルアップを進めていくことも目的としていました。
やがてホットラインは、日曜だけではなく、平日にも広げ「こころのほっとライン」となり現在に至ります。このタイミングに、こころが「ほっと」する場所になりたいという願いを込めて、カタカナだった「ホットライン」の表記を「ほっとライン」に変更しました。

当初は資格を取得したばかりのカウンセラーが中心でしたが、長年活動を継続することでカウンセラーも成長。新しいメンバーも増え、新旧メンバー織り交ぜてみなさんからの相談を受けています。

 

ひきこもりホットライン

以上、東京メンタルヘルス・スクエアのほっとラインへの流れをざっと振り返ってみましたが、実は、ここに書いていないさらに重要なものがひとつあります。
1992年9月に、千葉県松戸市で始めた「ひきこもりホットライン」です。これは10年以上の長きに渡って有志のカウンセラーが行なっていたものですが、これこそが当法人のほっとラインの源流でしょう。


となると、東京メンタルヘルスでのほっとラインの歴史は、2017年9月でちょうど25年の節目!!
四半世紀にも渡ってほっとラインを続けてこれた、ひとりひとりのカウンセラーの力にあらためて感謝したい気持ちです。

 

ほっとラインの10年後!?

ほっとラインを始めた25年前は離れた場所にいる人との対話手段は電話(手紙・電報??)しかありませんでしたが、今はSkypeもあり、LINEありとコミュニケーションツールも増えましたね。

私たちも一部でチャット相談を試験的に開始したり、新しいことに取り組み始めています。

VR、ARと仮想現実の技術も私たちの身近なものになってきました。

10年後にはSF映画のように、遠くの人がまるで目の前に座っているかのような、ホログラムカウンセリングが実現しているかも!!

そんな日が来るまで、私たちはしっかりと『こころのほっとライン』を大切に継続していきたいと思っています。

 

東京メンタルヘルス・スクエア理事 新行内 勝善

 

 

喪失と再出発

カテゴリ: 生命(いのち) 作成日:2017年09月04日(月)

東京メンタルヘルス・スクエア
理事長 武藤 清榮

 

次男憲司郎が死んだ。死因ははっきり特定できないが、「心臓発作」と言われている。

今、解剖の結果を待っている。享年37歳。息子の人生は、太く、短く、そしてドラマチックだった。


私は夭逝(ようせい)たるを、息子で初めて体験した。子に先立たれることが、いかに不条理であるかを識った。

告別式の齋場の入り口には「故 武藤憲司郎」の垂幕が生々しく貼られていた。唖然として立ち尽し、これ以上の哀しみなどあるものか、と拳を握った。
棺(ひつぎ)の中には、送り人の手によって、穏やかに化粧を終えて旅立たんとする息子がいた。

妻が憲司郎を見るなり、両手で顔を抱き寄せひとつひとつ共有した経験を、まるで言い聞かせるかのように語り続けた。

憲司郎の嫁、友紀は、そっと口唇にキスをしてあげた。何という幸福な息子だろう。

みんなに惜しまれ、愛されて、亡くなったのだ。棺の中には、憲司郎が好きだった黄色いズック靴が入れられていた。

それは、憲司郎の顔の横に置かれ、実に嬉しそうだった。


妻の発案で「チームムトウ」が結成された。「憲司郎もメンバーだね!」長男の収が言った。

「あいよ!」私は出遅れたその勢いで、そう応えた。
妻は「きちんと送ってあげなければね」という言葉を何度も口にした。

 

しかし、その言葉の心は「送りたくなどない!」「一緒にいたい!」「だって家族でしょう!」という意味であることはすぐに理解できた。
『さようならのない別れ』『別れのないさようなら』今は、そんな心境なのである。
この哀しみの果てに何があるだろう。


しばらくは、「時薬(ときぐすり)」を服用し、喪失に震えながら少しずつ気もちを折りたたむことを心掛けよう。

新たな再出発はそれからにしようと思う。

武藤 清榮

わたしたちの活動をご紹介します

カテゴリ: 私たち(TMS)の活動 作成日:2017年09月02日(土)

皆様こんにちは。事業局長の武藤収です。
スクエアが新体制となり、様々な活動が増えてきています。今回は、スクエアで行っている5つの事業を改めて紹介させて頂きます!

 

カウンセリング事業

こころのほっとライン(無料電話相談)

東京メンタルヘルス・スクエア(以下TMSと言います)が設立される前から、延べ数百人のカウンセラーが無料電話相談に耳を傾てきました。最近はご利用者様も増えて、電話が鳴っても取れないことも多く悩みの種です。みなさんの心にしっかりと寄り添えるスクエア・カウンセラー(TMSのカウンセラーの愛称です)を増員して、少しでも多くのみなさんとお話ができる体制を構築したいと思っています。

カウンセラーとして電話相談をしたいと思う方がいらしたら、ぜひカウンセラー募集要項を見てみてください。

 

お話しパートナー(低価格カウンセリング)

傾聴カウンセリングを池袋のカウンセリングルームで50分3000円という低価格で実施しています。

一般的な料金(1万円程度)を払うことは難しいけど、自分の心の声を聴いてもらいたいという方、カウンセラーに話すことで自分自身を整理したいという方、ぜひお越しください。

スクエアカウンセラーがあなたの気持ちにしっかりと寄り添わいます。

カウンセリングは初めてで、なかなか行きづらいという方のために無料体験相談日も月に1回開催しています。

 

 子育て支援事業

子育てサポートの会

千葉県富里市と連携して、支援が必要なお子さんを対象に遊びを通じてコミュニケーションの場を作っています。また、お子さんが遊んでいる間に保護者のみなさんと悩みや状況を共有して課題を解決する時間も大切にしています。
タケノコ堀りや農業体験など自然の中だからできることを中心に活動しています。ぜひ一度お越しください。

 

たんぽぽ学習会

ゲームやモノ作りを通じて、友達作りやエンカウンター的要素のある学習会を行っています。

 

 

マリッジサポート事業

男と女のコミュニケーション講座

婚活~成婚~妊活~人生のパートナーとなる夫婦像の確立を目指し、結婚生活全般の問題に対する、心理的サポートを推進しています。

具体的には、婚活~成婚のための男女の心理学講座や結婚相談所との連携、再婚者のための再出発への後押し、妊活講座、青少年の性教育などセクシュアリティに関連する事業を推進しています。

講座を定期的に開催しているので受講者大募集中です!

 

 

キッズ・スクールメンタル事業

いじめ対策

「不登校いじめ自殺ゼロプロジェクト」チームを結成し、増え続ける不登校や無くならないいじめ自殺をゼロにしていこうという取り組みです。

①教育・②見守り・③相談介入の3つを柱に取り組んでいます。

①教育は8コマ×50分の特別授業を実施。

②見守りは毎日のコンディション変化を発見するコンケアというアプリを使って早期発見と早期対応を実践。

③相談は電話に加えてLINEなどのSNSカウンセリングを実施していくことを準備しています。取り組みたい教育委員会や学校を大募集中です!

 

 

学習支援事業

Tomorrow

中学生を対象とした無料高校受験対策講座「Tomorrow」を開講しています。

経済的な事情やひとり親などの事情で塾に通えず、学習に遅れがある場合、不登校や発達に特性(記憶が苦手等)がある場合など、学力の不安を抱える中学生を対象に無料学習支援をしています。

学習支援ボランティアを大募集中です!

 

 

以上が現在取り組んでいる活動です。

これからも「カウンセリング」「傾聴」を中心に、私たちの特徴を生かして社会に役立つ活動を実施していきたいと思っています。

新しいアイデアがある方、ぜひTMSまでご一報ください。

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事業局長 武藤収

ホームページ全面変更への想い

カテゴリ: つれづれなる想い 作成日:2017年09月01日(金)

ホームページを全面改訂しました。

 

これまでのホームページは2012年の設立以来5年を超える期間使用してきました。

担当者の変更に伴い、その時々の事情や想いに連動して、記載される内容は変わってはいます。でも、デザインの基礎とイメージはこの間脈々と受け継がれてきました。

 

そして2017年9月、ホームページの全面改訂に踏み切りました。決めたのは2017年の声を聴いてしばらくした頃でした。

 

直接の理由は、サーバーとドメインの変更です。

サーバーとドメインを変えてしまうのであれば、今までと同じホームページの作りをしていても、Googleなどの検索エンジンは、同じと認めてくれない。(検索順位が下がってしまう)

であれば、ちょうど新しいことを始めようとしているこのタイミングに、ホームページも刷新して、これから取り組んでいきたいことを、新ホームページでしっかり伝えて行きたい。

 

色々なことを想い、悩んだ結果、脚を踏み出すことにしました。

 

私たち、東京メンタルヘルス・スクエア(TMS)の基本理念は「話をちゃんと聞いてくれる人が傍にいる社会を作る。~傾聴力あふれるコミュニティと魅力あるカウンセラー育成の実現を~」です。

 

嬉しい時でも、悲しい時でも、「自分の話をちゃんと聞いてくれる人がそばにいる社会」でありたいですよね。

私たちはそんな社会を作りたいと思っているんです。

社会、って大きすぎますよね。

日本中のすべての人という意味での社会では、私たちの力は小さくて、とても働きかけられないです。

でも、私たちが手が届く、認識できる範囲を社会ととらえるのであれば、活動の仕方、仲間の作り方、気持ちの在り方によっては少しずつでも実現していくことができるのではないか、、、って思っています。

そしてその輪を少しずつ広げていけば、「自分の話をちゃんと聴いてくれる人がそばにいる社会」を大きな形にしていくこともできるんじゃないか!!!って信じています。

 

そのためにも、私たちが今想っていること、活動していることを皆さんにお伝えできる、皆さんからのご意見をいただいてそれを活動に反映できる、そんなホームページを作りたいと思っています。

 

これまでTMSの活動を、TMSのホームページを守ってきてくれた先輩たちの魂を受け継いで、新しいホームページの稼働を開始します。

 

企画・広報局長 みずぬま